遊びから生まれる「学び」は 一生の力
「遊び」の中では、自分で道筋をたてて考える力や、友だちと力を合わせること、自然との関わりなど、様々なことを「学ぶ」ことが出来ます。
遊びの中で、一人で挑戦し自分の力を確かめ、友だちと関わり社会性を育み、自然と触れ合い万物の仕組みを知る。そのようなことを大切にしています。
幼児期には、「出来る」「出来ない」などではなく、感性や納得感など、実体験を通して子どもたちが感じる経験が大切です。
子どもたちが生活を作る感覚を大切に
普段の活動や様々な行事で、大人が決めたものを子どもが行うのではなく、子どもたちと一緒に活動を作っていきます。 例えば、栽培する活動では、子どもたちがクラスで育てたい植物を考えることで、積極的に活動に参加するようになります。また、そのような活動の際には、必ず話し合いがあり、自分の意見を伝える力や、他者を理解する力などが育まれていきます。
このように、個での遊びが集団へと繋がり、人の話を聞くことや友だちと一緒に活動することの大切さを実感し、子どもたちが自分から「集団で生活しよう!」とクラスの活動に参加するようになっていきます。
教頭 矢田裕之
☆☆保育実例☆☆
子どもたちに「もったいない」と言葉で伝え、大人が制限するのではなく、子どもたちが実体験として感じることが大切です。
子どもたちが興味を持ったことを深めていくことが、小学校の学習に繋がっていきます。
横浜昭和幼稚園は昭和42年4月に開園し、
その後昭和56年11月1日に 学校法人立に改革し現在に至っています。
本園の位置は、二俣川駅南口から横浜駅より300mの住宅街にあり、広々とした園庭には、幼児の体力作りに必要な園具、遊具があります。
また、四季の花が目を楽しませてくれる花壇や、子ども達が喜ぶ生物の木(柿・梅・夏みかん)もあり、開花から結実するまで園生活を通して観察できます。
このように、ゆとりと緑、天地の恵みを受けた良い環境は、幼児期における人間形成に必ず役立つものと思います。
のびのびと素直で健康な子ども育成の環境作りを目指す
人格形成の基礎は、実に眼球完成期8歳前後までと言われていますが、その幼児期3歳から6歳までの生活環境こそ、その人の生涯に大きな影響があることは、すでに深い研究により立証されています。
よって本園は人生出発の幼児たちの夢を大きく伸ばし、健康な体力と豊かな情操を育て、将来社会人として自主性と協調性のある人間を育てる方針であります。
そして、ひとりひとりの個性を大切にし、家庭的な雰囲気の中できめ細かい指導を行い、子ども達が安心して幼稚園生活を送れるように心掛けています。
また、幼児期における基礎体力作りには特に力を入れ、週に一度正課の中に体育遊びの時間を設け、専任講師による指導を実施して、その効果を着々とあげております。 そして成人になって最も重要な、健康・体力・智力・気力の充実、これらが揃う人格形成に努力しています。
創立者 矢田昭一
日常のあいさつをしっかりする
自分の事は自分でする
生活習慣をきちんと身につける
思いやりを持ち、友だちと仲良く遊ぶ